劇団昴公演「危機一髪」、
いよいよ今週初日です。
まあ、殆どアクセス数のないWeblogだし、
チョットだけ本音を書いちゃおうかな、なんて……。
劇団昴の公演には、主に、
本公演と、ザ・サード・ステージ、勉強会、があります。
「危機一髪」は本公演です。
昨年上演した「
クルーシブル」はザ・サード・ステージ、
「
オセロー」は勉強会です。
この内、出演者にギャラが発生するのは本公演のみ
ということは、ウチのお客様ならご存知かと思います。
どの舞台に対しても、取り組む姿勢や目指すクオリティに
差はありませんが、頑張った見返りに金銭が発生する本公演は、
やはり少し重みが違います。
そして僕ですが――
ウチの本公演に出演するのは11年ぶり、
これが2度目、なんですねー。
その、待ちに待った11年ぶりの本公演に僕を使ってくれたのが
なんと――あの、文学座の鵜山仁さん!
あの、鵜山さんです。
いつもなら、観劇前のお客様にtwitterやweblogを通じて
どんな情報を提供したら本番をより楽しんでいただけるか、
無い知恵を絞って来ましたが、今回は……本当にすみません。
日々、稽古に夢中で、全然そちらに気が回りませんでした。
鵜山さんは、とても演出のフトコロが広い方で、
僕の持ち込んだ些細なアイディアも受容して
それ以上にふくらましてくれます。
僕が枯渇していても(うぐぐ…)、何かを生み出してくれます。
ふとしたときに、いつまでも初日が来ないで、
このままずっと稽古をしていられたら良いなー、なんて
最初とまるきり逆のことを考えてしまうことがありますが、
そんな時間も残りあと僅か。
幕が開くその日まで、
残った稽古時間を大切に過ごしたいと思う次第です。