先日、寄席に招待されたのですが、
そのときの演目の一つ、
「子ほめ」→
■の さげ が全然分からなくてヘコみました。
どんな話かは、上のリンク先の「あらすじ(江戸版)」を
読んでもらうとして、
『一つにしちゃあ大変お若い、どう見てもタダだ』という さげ。
冒頭の「只酒」の「只」にかかってるのはわかるけど
「零」を「只」と表現する発想が、どうもピンと来ない。
江戸時代て、庶民の間に「零」の概念がなかったんでしょうか?
――なんて悶々としていたら、ふと、
「腹八分目」
「五分咲き」
これらも、意味を良く考えたら変だよね。
腹八分目じゃあ、胃袋がまだ8%しか満たされてないし
五分咲きじゃあ、5%しか咲いてないじゃん。
もしか現代の「分」と考え方が異なっていたのか、
あるいは「割」のことを「分」と言ってたんでしょうか?
うむう、謎は深まるばかり。
……図書館行くかぁ。