さあ、舞台ネタが尽きましたから、
また日記ネタを捻り出す日々が帰って来ました。(笑)
今週は……
先週ちょっと触れた「紙テープ」ネタにしましょう。
動画を、マジンガーではなくガッチャマンで見つけました。→
■(実は探すの結構苦労した -_-;)
「バトル・オブ・シリコンバレー」でもビル・ゲイツ氏が
紙テープを凝視するシーンがありましたが――
これは一体何を読んでいるのでしょう?
それには、「2進数」について説明しなければなりません。
我々が数字(整数)を数えるところを想像してみると、
0, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9――
9の次は0に戻り、同時に上の桁が1つ増えて
結果、10になります。
一の位が10まで増えると、
十の位が1つ増えます。
十の位が10まで増えると、
百の位が1つ増えます。
これが10進数。
今度は「アナログ時計」を想像してみると、
秒針が0から始まって、59の次は0に戻り、
同時に長針が1つ増えます。
秒針が60まで増えると、
長針が1つ増えます。
長針が60まで増えると、
短針が1つ増えます。
これは60進数。
――では、2進数とは?
0, 1と増えて、次はもう0に戻ります、
同時に上の桁が1つ増えます。
0, 1, 10, 11, 100, 101, 110, 111……
これを10進数と対応させると
0 → 0
1 → 1
10 → 2
11 → 3
100 → 4
101 → 5
110 → 6
111 → 7
これを更に発展させて、
紙テープの穴なしを2進数の0、穴ありを1に置き換えると
┏━━━┓
┃ ┃ → 0
┃ ●┃ → 1
┃ ● ┃ → 2
┃ ●●┃ → 3
┃● ┃ → 4
┃● ●┃ → 5
┃●● ┃ → 6
┃●●●┃ → 7
┗━━━┛
――どうでしょう?
ガッチャマンの博士が、何かしらの数字を読み取っていたことが
お分かりになりましたでしょうか?
ただね、この博士、折角後ろに沢山モニタがあるのだから、
調査結果をわざわざ紙テープに出さなくてもいいんじゃないか、
とは思います。(^^;)
また、これを文字として読みとることも可能なのだけど、
これ以上書いてもドン引かれるだけでしょうから、それは割愛。