舞台「クルーシブル~るつぼ~」、
無事に千秋楽を迎えることが出来ました。
ご来場、本当にありがとうございました。
全ステージ満席。
観客動員は、なんと100%を越えたそうです。
皆さんの心に、少しでも何か引っかかるものを
残せたら良いのですが……。
さて、どうも上手くまとめられなかったので、
徒然なるままに書いて行きます。
お茶場で働く若手女性。
左から
熊谷めぐみ、
箱田好子、
あんどうさくら。
仲村祐妃子さんによる素敵な衣装は、見ているだけで
ワクワクしてきました。
内田稔先輩と打ち上げ会場にて。
「ほら、しっかり背筋を伸ばして立ちなさい」
「は、はいっ!」
――て瞬間を
本間薫が撮ってくれました。
今回、内田さんには本当に色々なものをいただきました。
物質面も然ることながら、精神面で――言葉では語りつくせないくらい。
本番前夜、内田さんからいただいたアドバイスがあります。→
■「君の役は、副知事の『付き人』ではないのだから
副知事に合わせるばかりでなく、強い意思を持ちなさい。
ずっと言わなきゃと思ってたのに、遅くなってごめんね」
脱・ハゲヅラに必死になっていた自分にとって、
本当にありがたいアドバイスでした。
どんな役だって、舞台の上に立つ以上、立派な役ですから
色々な面を見せられた方が、魅力的に見えます。
閣下の太鼓持ちは続けながら、彼に賛同出来ないところでは
不快感を隠すのをやめました。
もちろん閣下にバレない程度に、ですが。
そうすると、僕の中で、心の振れ幅が少し大きくなりました。
心が固まったままだと緊張します。
心が動くとリラックス出来ます。
心が躍るとダイナミックになります。
……日本語で表現出来ない自分が情けないけど。(^^;)
打ち上げにて、内田さんが僕に、
「本当に、とても良くなったねぇ、声が鋭くなった。
いつも後ろで、君の台詞を『ああ、いいなぁ』て聞いていたよ」
――と、おっしゃって下さいました。
アドバイスを下さった後も、僕がどう変わるか、
ずっと見守っていて下さってたんだと分かり、
涙腺が崩壊しそうになりました。