いよいよ今週本番です。
稽古期間中、色んなことがありました。
近隣が床上浸水したり、
ベランダの鉢植えのパセリが枯れたり、
強風で電車が止まって稽古に遅刻したり、
肺癌の疑いアリと診断されたり、
親知らずの根っこに腫瘍が出来たり…
根っこと言えば――
稽古の途中、役作りの根っこの部分が揺らいでしまって
身動き出来なくなり、
高柳さち子さんに色々とアドバイスを
してもらいました。
自分の「役」の根っこを、台本にある自分のセリフを手がかりに
作って行ったら、これが途中から、どうやっても演出家の要望と
相容れなくなってしまったのです。
いただいたアドバイスから、幹の部分はほぼそのままに、
根っこの部分を全とっかえしたんですが、なんとまぁ
何とかなりそうじゃござんせんか。
これぞ名づけて接木(つぎき)演技術!
ちなみに、今回の演出家の名前は次樹(つぐき)さんです。
ホント、勉強になりました。
頭は固めずに、柔軟にしとかないといけませんなぁ!